無料シェアハウスで住んでいます。三重県志摩市という限界集落チックなところです。
じいさんばあさん以外見かけないです。
そしてそのじいさんばあさんはかなえい優しいです。
なんたって見ず知らずの人間に自転車をくれるんです。
しかも新品。
小一時間ぐらいしか話していないんですよ?
う~ん。オレはそういう懐の深い人間になれそうにもないぞ
Youtubeでも話しているのでどうぞ
自転車をもらいましたって話をYoutubeでも話しているのでどうぞ暇ならみてください。
自転車GET
無料シェアハウスは移動手段があんまりないです。
1番近いスーパーでもなんと40分くらいは歩かないとダメ。帰りも合わせると80分。荷物つき。
うげぇ。とてもじゃないけどしょっちゅういける感じはしません。
コンビニもあります。徒歩20分。う~ん。「ちょっとコンビニ」って感じにはなりませんよねぇ
じゃあ、車で行こうってなるのですが「ガソリン代」って必要になるのであんまり気が進まない。
そこで自転車の修理に挑みました。庭に放置されていた自転車があるのですがなんと錆び錆び状態でネジ穴がぶっ壊れて分解すらできない状態です。
そんな状態なのでメンテナンスはあきらめたのです。
それで困ったなーって思って日々を過ごしていたのです。
そして散歩していたら「小さなお寺」を発見。おじいちゃんがおって話しかけたら色々と世間話をしてくれました。たぶんおじいちゃんも1人暮らしなのでしゃべり相手を見つけたと思ったのかな?
ボクも世間話は苦じゃないし人と話すのも別にキライって訳じゃない。だからずっと「ふんふん」と聞いてこの辺りの歴史や文化も教えてもらった。
それでボクの素性や何をしているのかとかもお話した。それで「自転車が売ってない」って話をしたら「余っているから持って行っていいぞ」ってことでした。
なんということでしょう。ほんとよく分からないのりです。確かに一人暮らしのおじいちゃんに自転車3台は多いなとwでも「くれる?」って内心思いました。
だってまだ小一時間ぐらいしか分かってない大阪からきたただのおっさんの無職にあげる??
ボクならそんな境地になるイメージがまったくつかない。すごいですよねぇ。おじいちゃん。
売ったらお金にもなるのに。
でももらえるものはありがたくいただくボクの性分。頂戴しました。
メンテナンスも一緒にしてくれた。
乗っていなかったので新品と言えども
- 油が必要
- ブレーキ調整
- ライトチェック
- 動作チェック
などなど必要です。
それも道具も貸してくれて空気入れも貸してくれてウエスなんかはくださって。
なんとも至れり尽くせりです。
ボクも何かお返しをしないといけないと思い電話番号を交換です。
「なにか困ったことがあればすぐに飛んでいきます」と伝える。
しっかりしたお人なので特段困ることはなさそうなイメージだけどやっぱり遠い親戚より近くの知り合いのほうがいいやん?
だからってことで電話番号を交換しました。
他にもできることがあればやってあげたい。
魚も好きとか言ってたので魚釣りしてたくさん釣れたらもっていってあげようと思う。
田舎はすごいな
田舎の人はやさしいな。
ニンゲンが丸いのよ。
せかせかしてないしつんつんしてない。
大阪は人情はあると言われているけどそんなことないよ。
もちろん普通の人もようけ居てます。
でもここまで見ず知らずのひとにやさしくしないと思います。
地域がらもや年のおかげもあるかもしれないけど
オレもそういうやさしさや人を信頼できる心を持ちたいと思った。