無料シェアハウス

田舎に住んで年寄りの話を聞くようになった件【無料シェアハウス】

無料シェアハウスに住んでいます。とても田舎に住んでいるので年寄りと話す機会がものすごく多いです。若者がいないってのもあるのですが仲良くしてくれるのはどうも年寄りが圧倒的です。

年寄りの人も若者のボクと話すのがなんとなくおもしろいのだと思います。

特にボクは時間もかけて話を聞くしあんまり自分の話をせずに「ふんふん」と話を聞きにまわるタイプなので「話を聞いてくれる若者」になっているのだと思います。

でもぶっちゃけよくわからない話が9割です。

まず、方言がきつすぎて何をいっているのか物理的に分からないってのが多いです。

でも内容が聞き取れるものもありますがぶっちゃけ「どうってことのない話」が多いです。

でもたまにですが「刺さる言葉」をいただくことがあります。

それは「鮮明に記憶されます」だからこそ一言一句聞き漏らさないようにして聞いているのです。

内容は伏せますがさすが「年の功」っていうだけの格言があるだけに「本質」や「真理」や「知っておいてお得」などと思わせる言葉がチラホラ現れます。

今までのボクなら「早くはなし終わらんかな」って思って切り上げるタイミングを見計らっていましたが今では1時間でも立ち話につきあいます。

レアな部分の「年の功」の部分ももちろん重要です。だって自分のものにしたら「お得」だからです。

でも最近思うのは「どおってことない部分」すらその人の「強く想っている部分」ってことだと理解してきました。特に繰り返し話される部分についてはその人が「強く感じ取り心に刻まれている部分」ってことに気づけました。

その部分は聞き手からすると「もう聞いたよ。何回目だよ」ってツッコみたくなる部分です。でも話してからするとそこは「何度でもリアクションが欲しい部分」でもあるのです。

そしてその部分については「話したくなるポイント」なのです。だから相槌を微妙に変えたりして反応をこちらもチェックしています。

できるだけ「気持ちよく話を聞いてあげる」っていうサービス精神で聞き手に回るのです。

それがボクなりの愛なのです。

他愛のないつまらない普通の話。でもその人からしたら人生に刻まれた心からの話なのです。

あんまり自分のことばかりを考えて生きてきたというより聞いてきた自分が恥ずかしくなりますね。

なにが「レアな部分で真理でお得な話」か!!

あまりにも相手を軽くみた聞き方をしていたことに反省の意を込めて本記事を終えます。

反省。

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