22歳で大学を卒業してサラリーマンを長らく8年(1社目)やってました。
そのときは実家で暮らしていて最寄りの駅から通ってました。
その最寄りの駅には「ガスト」があるのですがセミリタイアした今。
その最寄り駅のガストからサラリーマンが出勤していく様を見ています。
「暑いだろうな」「イヤな思いしているのかな?」「ダルイだろうな」とか思いながらです。
だってサラリーマンやっていたからすごく気持ちが分かる。
ボクだってサラリーマンの時はそんな気持ちでいっぱいだった。
会社に通うのがイヤすぎてどんどん「朝が起きれなくなっていた」って事実もある。
無理やり根性で体をおこして朝食を食べる時間なんてない。スーツを毎日きて急いで自転車をこいで走って電車に乗り込む。
9時出勤なのに会社につくのは8:55とかザラにあった。みんなこっちを見ていたなぁ。
サラリーマン時代の後半。もう辞めたくて辞めたくて仕方ない頃はそんな毎日でした。
きっとそれくらい追い込まれている人はこのボクの最寄りの駅で通勤している社会人のなかにもいるはずだ!
「がんばれ」とも言ってあげたいし「もうがんばらなくてもいいよ」って楽な道に誘ってあげたいとも思う。
人には目標ややりたいことや使命や本当はやりたくないけどやらないといけないと思っていることなどさまざまある。
ボクは「本当はやりたくないけどやらないといけないと思っている」のタイプだった。
- 会社員
- 恋愛
- 結婚
- 家族
- 世間体
などである。
全部「やめた」
会社員というサラリーマン生活はやめた。辛かった。本来なら40年近くはしり続けるサラリーマン生活。8年しかもたなかった。まぁ4年くらい経過したころから「とてもじゃないけどおもしろくない人生」ってのには気づいていた。会社は好きだし、仕事はできないほうだったけどそれなりに色々と経験できるので好きだった。周りの人にも恵まれて周りの人も好きだった。外注さんやお客さんも大好きだった。お給料も「普通レベル」ではあった。それだけ恵まれていても「おもしろくない」って心の声が聞こえた。
だから体も辛くなってきたし心も辛くなってきた。なので「やめた」
やめて良かったとほんとう思う。
恋愛も「やめた」恋愛はなぜか楽しいからまたやりたいと思っている自分がいるけどきっとマジメに向き合うのでもうダメだと最初から思っている。
恋愛も真剣に向き合うタイプだった。だから好きでいてるからサラリーマンもし続けないといけないと思ったし「結婚」も考えた。結婚するとだいたい「こども」もできる。そうなると「ずっと働かないといけない」っておもったけど頑張ろうとも思った。でも恋愛も「パートナーとやっていけるかどうか」だった。ずっと支えるなんて到底できる甲斐性はない男だとは自分では気づいていた。でもどこかで変わるかもしれないという期待はあった。でも期待は期待で終わるものである。
何より仕事も「おもしろくない」ってなったし「恋愛もこの人をずっと支えるのは無理」っておもったのでだいたい同時期に手放した。
恋愛を手放すと同時に「結婚」「家族」も手放したようなものだ。
そうなってくると勢いがついて「世間体」もどんどん手放していった。
結果からいうとまた5年ほどサラリーマンをするのだけど「我」を丸だしのサラリーマンをしていたので「無くすものはない」って勢いで好き勝手いって仕事をしていた。
その時はのびのび仕事もできて先輩や客先のいいなりにもなっていなかった。もっと言えば「後輩」「従業員」を大事にして働いていたからまぁまぁ上司には嫌われていたと思うが「いわゆる下の者」には人気があり居心地もよかった。でもそういうサラリーマンをしているとどんどん上への不信感は互いに積もるものである。
媚びないボクにダメな部分がみえる上司
こうなってくると「この会社にこのまま追っても将来性ないしおもしろくない」って思ってやめた。
そこからは個人事業主で頑張ろうとおもって頑張ったけど半年でやめた。体を壊した。もうやる気が一気になくなって2023年の1月から無事「セミリタイアしたといっている無職」になったのです。
朝、ガストでモーニングしながらこのブログを書いている。
今、このブログは平日にかいている。午前中。優雅に株主優待を使ってさらにはクーポンまで使って安くなおかつお得にモーニングをしているというのが現実だ。
たのしいぞ。この優越感。
過去のボクが駅に吸い込まれていく光景が見えている。
「がんばれ」とも言いたい。だってその頑張りが「今のボク」を作っているんだぞ?
社会にはあんまり役に立ってないかもだけど「勉強しながらお金をもらいながらイヤな目にもあうこともあるし彼女ができることもある」そんなことを教えてあげたい。
でも「無理しすぎるとどんどんつらくなるよ」っても言ってあげたい。
そのまま頑張っちゃとどんどん気持ちが暗くなって朝も起きれなくなってみんなに「大丈夫?」って心配や気を使わせちゃって仕事も大失敗するし「すべてがイヤになってくる未来」が訪れるよ。そのときまた君は「頑張らくちゃ」とか思って気合をだすけどそんなに甘くない。もともと持っていないガッツやそこまでよくない地頭では乗り切れない。だからといって不真面目を貫くこともなくマジメでガッツでバリバリタイプでもない君は半端に狂うよ。
今のボクがあるのは過去のボクのおかげだと確信しているけど「過去のボクにアドバイスするならなんていうのがベストだろう?」
セミリタイアは良いものだと思うけど「しんどかった過去がある」からセミリタイアは良いものって感じると思う。
だからといって「もっともっと頑張った方が良い」なんてかわいそうすぎて言えない。
今でも自分が「どうなりたい」とか分からない。
5年後10年後の未来のオレは「今の36歳のオレに」なにをアドバイスしてくれるかな?
たぶんきっと「分からない」とか言ってきそうです。
そんな自分もまぁいいかと思う。ナルシストじゃないけど自分が好きになれているのはいいことだなと思う。