無料シェアハウスへ引っ越してきてとても驚いたことがあります。
庭に「焼却炉」があったことです。
まぁドラム缶のようなやつですが大阪の人間からしたら考えられない。
燃えるものは燃えるゴミに出すのがベーシックのボクには「憧れ」の存在の焼却炉
火遊びと変わらないです(‘;’)
初めての焼却炉
焼却炉なんて使ったことがありません。
最初はおそるおそるティッシュや新聞紙を焼却炉に入れました。
そして、カンジンの「着火」の儀式。
ボクはたばこを飲むタイプではないのです。なのでライターなんて持っていない。
ライターを使うことはできても実際はあんまり使ったこともないレベルです。
無料シェアハウスをくまなく探すと「マッチ」が出てきました。
マッチもそんなに使ったことはないです。
そしていざ着火しようと思ったらマッチはポキッっと折れる。
なんどやっても火が付かない。たぶんマッチが悪いのです。古いから。でもなれてきたら3回に1回は燃えました。でもね。マッチすぐに消えるんです。今となっては分かるんですが「火に恐れずもつ部分にも燃え移るように角度を大事に持つ」ってことを知りませんでした。
あとは「風」。風が少しでもあると煙と共に火は消えます。
よかった。氷河期の絶望的な状況じゃなくて。よかった。無人島のヤバイ状況じゃなくて。
このように失敗に失敗を重ねていると焼却炉に「着火」できるようになりました。
あとは着火させるにはティッシュや新聞などの「薄い紙」がいいってこともわかりました。燃えやすいんですよね。火が少しでも大きくなると更なる火の材料がいるんです。それが「しっかり枯れていてる雑草や小さな木」です。
こやつらに火が移ると「火の安定」になっていきます。あとは少量ずつ火を大きく大きくしていくってのがポイントです。
火の赤ちゃんにご飯を食べさせていくようなモンスター育成みたいで楽しいです。
生木や草や土は燃えないことを学習
生木・青い草・根っこ系の土
などは燃えません。白い煙をごうごうと噴き出してきてとてもけむっぽいです。
知らなかったのです。いやしってた。燃えにくいのは知ってた。でも焼却炉ではこんな風に「足をひっぱる存在」ってのは知らなかったあと「白い煙は目立つし臭い」ってのもしらなかったです。
やっぱり「失敗を経験しての学習」が1番手っ取り早いなと思いました。
対策としては「しっかりと乾燥させる」ってことです。生木もカットしてしばらく外にほっぽり出しているといつの間にか水分が抜けていきます。しっかり乾いたらしっかりパキッとかボキッとか言って折れます。それが合図です。青い草(雑草)はわかりやすい。青々していていたらアウト茶色になればOKです。茶色になった雑草はものすごい燃えます。一気に燃え上がるので逆にいうと着火剤としては万能ですが入れすぎるとかなり危険な存在になるので注意が必要です。とても「アブナッ」っていう状況になりますので要注意アイテムとなります。もっといえば焼却炉の近くに置いておくのも危険でしょうね。
根っこつきの土の対策は「しっかり目に土を払って感想させる」ってことです。土はどんなけ焼いても燃えません。高温でも時間をかけても燃えることはないです。さすが地球の元です。大地は偉大なのです。根っこ自体は乾燥させれば最初の着火剤になります。とっても小さく燃えるしコントロールもしやすい。ゴォォォオオと燃え上がる系ではないので扱いやすいのです。
焼却炉を使う時の注意点
何個か気づいている「焼却炉を使う時の注意点」を書いておきます。
- 水準備
- 消化炉付近にものを放置しない
- 洗濯物はなおしておく
- 保護メガネ
- カッパをきる
- コントロールできる棒を持つ
- 燃やすものを事前準備
水準備
火を扱うのですぐに消火できるように水は準備しています。
ボクは近くにホースがあるのでそれを準備しています
いつでも使えるようにしています。
そして最後に焼却炉や燃えカスなどをキッチリ蒸気がでなくなるまで水をかけ続ける
離れた後火が燃え広がることも想定しているので念には念をということで水はかけます。
けっこうしっかりめにかけます。
消化炉付近にものを放置しない
燃やすものを近くにおきがちですがNG行為です。燃え移る可能性が大いにあるからです。少し離しておけばOKです。
でも近すぎるのはNG。車やバイクなどの燃料系があるのもNGです。そんなものに移ったら最悪ですよ。
そんなの当たり前です。
そして火のコントロールもとても大切どけれないものもあるので「じゃあ火のコントロール」だけは必須です。
なので火のコントロールはできるだけ覚えましょう。何が良く燃えて何が燃えないとかは試して学習です。
洗濯物はなおしておく
けむりでいぶされるのでとても「けむたい」洗濯物ができあがります。
保護メガネ
火より手ごわいのがけむりです。けむりから目を守るためにはやっぱり保護メガネです。保護メガネがなければ伊達メガネでもなんでもいいです。目を守りましょう。とても大事なことです。あとは燃やすものを掴んだり抱えたりするとも思いますがそれが顔に向かってくることも多々ありますのでやっぱり作業する時は保護メガネはやっていたほうがいいと思います。
カッパをきる
何気に優秀なカッパちゃん。掃除する時や作業する時などなんでも身代わりになってくれます。また洗濯物といっしょで洋服もけむりの臭いがつきます。だからカッパでふせぐのです。ちなみに髪の毛もけむりを被ると臭くなりますので帽子ぐらいはあったほうがいいでしょう。保護メガネ同様ですが色々とやはり守ってくれますので便利です。
コントロールできる棒を持つ
焼却炉に押し込むことができる棒
飛んだ火をパカパカ叩いて火を消せる棒
炭をかきだせることができる棒
まぁ「生木」の棒が燃えないし使いやすいです。別に燃える木でもOkです。
なんでもいいです。でもトングとかより棒です。その理由は長い方がいいからです。
火をなめちゃいけません。火に体を近づけるのはNG行為ですから「長い」というのが重要なのです。
燃やすものを事前準備
燃やすものをあっちこっちから「燃やしている途中に探しにいく」ってのはNG行為です。
理由は火を侮るな!です。いつのまにか広がることがあります。
なれているほどやってしまう失敗です。だからこそ火から離れない。火から目を離さないというために事前にもやすものを準備して一か所に固めておくのが無難というものです。
しっかりしましょう。火はなめちゃいけないよ。
焼却炉は便利だな
燃やすごみをだすのは「専用の袋を買わなくてはいけません」って地域なんです。それがいくらかは調べておりませんがきっとチリツモでお高くなります。でも火ならタダです。
手間はあります。でもボクはラッキーなことに手間と思っていません。
どちらかというと「おもしろい」と思ってます。
火が好きなんです。昔から火遊びをしていました。公園で小枝を集めて燃やして遊んだりしていました。いけない遊びです。でもいけない遊びだけど火が好きなの変わりありません。
バイクでツーリングしていても片田舎では「焚火」をしているおばあちゃんとかにも出会います。寒いので「あたっていいですか?」と言って話しながら火でだんをとるのです。
そんな感じで火は元より大好きなんです。
ストーブだってできれば火がいいです。料理だって電気よりガスがいいです。
なんだか「火が好き」なのです。
そんなボクに焼却炉はとっても相性のいい道具なのです。もやせる環境に感謝します。
これからも気をつけてじゃんじゃん燃やしていきます。