約13年間くらいサラリーマンをしてました。
過去のオレは訳もわからず周りに流されて「サービス残業」をしてました。
今のオレから言わせると「アホか」ってツッコんじゃいます。
でもそういう「過去のオレもあった」からこそ「コスパ追及する今のオレ」がいるのは事実。だから「よく頑張ったな過去のオレ」って褒めてあげたい。
でも今回は過去にやっていたサービス残業について話していきたい。
サービス残業は当たりまえにやってた
サービス残業は当たり前のようにやってました。新卒で入社して定刻になってもまわりの先輩は帰らないんです。聞いてみると「仕事が残ってる」って回答されるので手伝うじゃないですか?でもお給料にはならない。別に残業はします。けど「サービス」ってところがムカつくよね。
しかも、「残業代もらえるやろー」って安易に考えてましたが「サービス残業やで」って教えられたのはずーーっと後の話でした。
給料明細も営業手当ってのがあってそれが「残業代」って思ってましたがぜんぜんそんなことはなかった。
会社の給料の仕組みなんて知りませんよ。
でも「サービス残業か」って気づいてからもサービス残業をしてました。だって仕事が終わらないんだもん。帰っても電話はかかってくるし会社に居ないと見積書の作成とか対応できない。ほんと毎日がつらかった。
今思うとアホだなって思う
サービス残業なんて本当アホなことをやってました。
ムカついたことはあります。
ボクは営業だから残ることも多かったのですが「事務員さん」はいつも定時で帰ってました。でも事務員さんも「月末」とかは大忙しなんです。それでボクの方が先に仕事が終わったので帰ろうとしたら「所長」がこう言いました。
「事務員さんまだ働いているのに帰るんか」みたいないことをキレ気味に言われました。
今でも納得いってないです。
またそれがサービス残業だから腹立たしいのも「追加」されるのんです。
いやぁ本当、社会への適性がないからつらかった。
普通なら「空気読んでわかる」らしんですがボクはそんな空気読みたくないです。
だってまるまる損するんですもん。
てか悪しき習慣
というよりサービス残業があるってのが「日本の悪しき習慣」だと思います。
残業するのが正義みたいなところがある。逆を言えば「定刻で帰る」は悪いことだ。みたいな時代でした。
今はもう会社をやめて5年は経過します。だから「時代の流れ」も変わってきているのかもしれませんが「あの頃」の会社はきつかった。
なんだ「残業」って。
なんだ「サービス」って
ただで働かすなんて「労働」じゃなく「奴隷」やん。
いやぁ思いだしただけでもかなりイヤな気持ちだ。
サラリーマンはしんどい
なんだかんだ言ってもサラリーマンはやって良かった。って答えに行きつくんです。
社会勉強をしながらお給料をもらえる。自分ではできないことを会社の看板をかりて社会貢献できる。
頂いた給料で「たのしい人生」も歩めているし「セミリタイアチックなこと」もできているのは貯金できたおかげ様です。
でも、働いている最中はそんなこと思う余裕がなかったです。
だって、「イヤでイヤで仕方なかった」
会社に向かう足取りも重たかったし、電車通勤も人が多く大変だったよ。
楽しみは「ランチ」「サボり」くらいで仕事はできる方ではなかったし空気も読めないのでかなりつらかったよ。
辞めたくて辞めたくて仕方がなかったよ。
サラリーマンみたいに「会社のいいなり」に自分を寄せていくことができるタイプはやっぱり上にもかわいがられていたね。
ボクはそういう「会社に自分を寄せていく」ってのはぜんぜんできなかったけど
「愛想」や「人柄」だけでやってこれた感が今になっても「持っている素質」だなって思います。
能力的には無能ですが「なんとなくかわいいやつ」ってポジションにいつの間にかなるのでまだ生きてこれました。
「なんとなくかわいいやつ」ができなくて無能な人は「マジで会社や社会の奴隷」になっているので息苦しいと思います。
でもよく頑張ったエライと労う
オレは自分で言うのもなんだけど、「よくがんばった」って思ってます。
だって本当に大変だったよ。なんでこんなことやっているんだっていつも思っていたよ。向いていないってのは分かっていたけど「常識的に会社を辞めるのはおかしい」「結婚しなければいけない」とかとか「当たり前に縛らていた」のでひたすら耐えていた。
縛られていたおかげで「頑張れた」ので別に常識や当然を恨んではいないけど
うん!頑張りました。
できないことを。不向きなことを。頑張ってました。
ちょっと自分自身で皮肉言えるくらいには「成りました」
まともな大人ではないような気がするけど「自分らしく生きる」ことがいま現在出来ているのでヨシとします。
過去のオレどうもお疲れさまでした。