改めてかくことではないけどみんな悩みや相談事がだいたいあるものです。
だからこそ「アドバイス」をしてしまうってのはやってしまいがちなんです。
でもホントーのところは「聴いてほしい」とか「わかってほしい」とかなんです。
だからこそ聞くではなく聴く
だからこそhear(ひやー)ではなくlisten(リッスン)なんです。
聴くっていう字を分解してみましょう
「耳」にプラスマイナスの「+」に「目」に「心」です。
ボクの解釈ですが
耳だけを使わずに十分に目と心もつかって聴いてさしあげなさいという先人の想いが込められた一文字と思うのです。
だからこそ。
ふんふんと作業しながら聞きながすということはしてもいけないし
すぐに自分の意見(アドバイス)なんかもしてはいけないのです。
目できくのです。どういうことかというと「目をあわせる」ってことです。
言葉が通じない動物でも人と目をあわせてきます。怒られるときは目をそらしたり瞑ったりするものです。これを目は口ほどにものをいうってことです。
そして心。心は寄り添わせるものです。しっかりと相手の心に自分の心をぐっと近づけるのです。
耳だけじゃなく十分に目と心も使って「聴く」ことができれば相手はそれだけで「分かってくれる」ってことになるんです。
だからしっかり相槌もでてくると思います。軽はずみに相手の話を奪うようなこともしないしアドバイスもしないでしょう。
相手の心に寄り添う聴き方ができていれば「聞き手の感情」もグッとこらえれるはずです。
ぶっちゃけ正直、話す方が気持ちが良いものです。そして有無を言わさずに相槌をしてくれるように「な!」とか同調をかけるのがポンコツの話し手です。
人の相談事に対して話を被せて「話題泥棒」してくる人は軽犯罪者です(笑)
そんな人に相談もしてはいけないしそんな人に時間をつかうだけもったいないです。
まだ壁とか人形に話しかけるほうが幾分かマシです。
アドバイスなんて求めていないってことはザラです。
上手に話を聴いてあげる「聴き上手」になりましょう。
これはかなりの精神力がいります。練習もいります。そしてものすごいサービスです。
だって自分の話をずっと聞いてくれる人なんてそこまでいてませんよ。
お母さんですら聴き上手な人は少ないです。ましてや学校の先生や上司でもいてません。
聴き上手だなっていう人がいたらしっかり真似てみましょう。たぶんできません。
でも少しずつ相槌をすればいいのです。相槌の種類も「うんうん」「へー」「そうなんだ」「そうなんだね」ってバリエーションも多くやればいいのです。そしたらどんどん相手はノッテきます。そしたら大したものです。
きっと相手は心のなかがスッとしてあなたのことを好きになるでしょう。