無職

なぜ働きすぎるのだろう?理想の生き方は無職だ【オレは寝る】

サラリーマンをしていたときは働くことが普通だった。とてもストレスの多い仕事でした。というのも自分があまり仕事が上手なほうじゃなかったからだ。上司やお客さんが言っていることがぜんぜんわからない。理解が明後日の方向をむいていたのでいつもトンチンカンなことをしていた。いつも訳のわからん言い訳をしていたと思う。

ボクはサラリーマン生活が最初のころは楽しかった。でもどんどん年数が経つにつれて自分の能力不足も感じたし理不尽も感じた。「コレが社会人か」と割り切ったりもしていたけど割り切れてなんていなかったのでストレスがたまったのだと思う。

っそういう風に考えているうちにどんどん「朝起きれなくなってきた」のである。たぶん体や心が拒絶反応をしていた。「行かないで欲しい」というサインをだしていたのだろう。どうもやる気もないし元より回らない頭がまったく回らない。とてもじゃないけど続けることはムズカシイと判断した。

別に病気になったわけでもないし、鬱になったわけでもない。ただただやる気がでなかったのだ。もしかしたら何かしらの症状や知能指数で問題があるのかもしれないが別にお医者さんに行ったわけでもないのでその辺はわからない。

でも仕事をやめてからは

  • 頭はスッキリ
  • 心はウキウキ
  • 人生が明るく楽しくなった

ってのが実感としてある。やっぱり身をおく環境はとても大切だと思う。

なにより「睡眠」が人生でとても大事なのではないかと思う。幼稚園の頃から朝に起きて夜に寝てというサイクルが社会生活ではあたりまえだ。でもそれが合っていない人は案外多いんじゃないかと思うのです。ボクはめっきり朝が弱いです。朝日を人生で拝むことはとても少ない。それくらい朝は寝床でぐーぐーぐーしているのです。

小学生の修学旅行は伊勢でした。伊勢での朝日をみんなでみようとなっていましたが強制参加ではありませんでした。だから自由参加。ボクはばっちり寝過ごしてしまった。行く気マンマンで寝たのにぜんぜんダメだ。その時からかな?朝に苦手意識が沸いてきたのは。

いやそんなことはない。いつも登校時もだいたいギリギリだったような気がする。遅刻とかは許せるタイプじゃなかったので意地でもチャイムは守るのだが、自由規則になると一発アウトだ。自制心がないのかもしれない。今思えば母親もそうだ。ゆっくり寝るのです。ご飯もギリギリだしお弁当はコンビニで買って行ってということも多々あったような気がする。

遺伝なのかな?自分が怠惰なだけなのかな?わからない。でも朝と友達になれていないのは分かる。

いま、無職になって無料シェアハウスでお世話になってとても心地が良い。なんたって「自由にねれる」からである。

今日も寒い中ケルヒャーで掃除をした。それは2時間も作業はしていないと思う。けど寒くて冷たくてくたくたになった。だからすぐにお風呂に入りあったまった。リラックスしてコタツでマンガを読んでいるとすごく睡魔が襲ってきたのである。それはもう突然だった。すぐに横に毛布をかぶり眠る体勢に移ったとたんに意識が消えた。そこから3時間くらい寝ていたようだ。

これがとてつもなくしあわせだった。ボクのしあわせは「寝たいときに寝る」これだ。

高価なものが欲しいわけでもなく。海外旅行に行きたいわけでもなく大きな野望もないし昔からの夢もない。ただただ「寝れる」ってことがしあわせなんだ。もちろん健康も意識しているし環境造りもだいじにしている。でも「寝れる」ってことがとても好きだ。

Twitterで誰かの投稿で信じられないことが書かれていた「寝ることなんて楽しくないのになぜ寝るのだろう?」みたいなポストだった。ボクは共感が心の底からできなかった。それくらい分からない相容れない人がいるのだ。ボクは寝る為なら本気になれるタイプだ。じっくりゆっくりぬくぬくして寝たいのです。それがしあわせなんだ。

好きな人と一緒にいるのも楽しかったけど、一緒に横になって寝ているのがしあわせだった。

飼っていた猫が寝ていたら傍に近づいて寝るのが好きだった

ピクニックが好きな理由も外でうたた寝が気持ちいいからかもしれない

温泉に浸かりに行っても休憩室で仮眠が取れるのがめちゃくちゃ好きだ

船旅ではみんなが雑魚寝できるスペースで寝るのがとっても好きだ

睡眠欲が群を抜いて1位の欲望だ。そんなニンゲンなんだなと今感じている。

理想の生き方は無職にあり。知らなかった。ここまで寝るだけでしあわせになれるなんて。わざわざとてもイヤな目にあいながら働かなくてもよかったんだ。たくさんお金が欲しいと思っているけどたくさん持たなくても幸せになる方法はあったんだ。お金をかけずにしあわせになれた。そんな自分がいたんだな。もちろん貯金は心の安心やお守りになるのでこれからも大事にしていきたい。でも「睡眠」が自分を幸せにする。大きな幸福感を抱かせてくれるってことは忘れずに生きていきたい。

とてもお得な「才能」だと思う。お金もかからない。場所も選ばない。回復はするしストレスもへる。もっと寝ることに対して勉強もしていきたいなと今は思う。

これからは「寝る」をもっと大切に生きていきたい。

ブログランキング・にほんブログ村へ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です